2010年7月28日水曜日

つくば里山たのしみ隊:森の生きものマップ作り

夏らしい晴天に恵まれ、第2回目のつくば里山たのしみ隊が高崎自然の森で開催されました。今回は高崎自然の森の生き物調査。今まで高崎自然の森では生き物調査が行われた事が無かったそうですが、初の調査を、夏休み中の小学生調査員達が少し早起きして元気に来てくれました。

茨城県環境カウンセラー・秋山先生に観察時の注目点、スケッチのポイントを教えて貰い、自分達でとってきた生き物を観察し、スケッチ。皆で高崎自然の森の地図に描いたスケッチを貼り、世界でたった一つの生き物マップが完成しました。各調査班とも35種類以上を発見、合計で100種類近い生き物を見つけることが出来ました。

高崎自然の森は、広い芝生・池・森等色んな環境があるため、それぞれの場所で見つかる生物も様々。トンボなど羽を持つものは広い園内のどこでも見られましたが、それでも薄暗い湿った場所を好むもの。明るい場所を好むもの、生まれた池付近から離れないものなど様々。朝8時~10時という短い時間の採取でしたが、夏を代表する生き物・セミなどは、時間帯(気温)に寄って鳴いている種類が違う事も体感。

調査員の皆さん。お疲れ様でした。まだ夏休みは始まったばかり。今回でどんな生き物がどのような場所に居るか分かったと思うので、自由研究等に役立ててください。(y)